[施工ニュース vol.22]プレキャスト式雨水地下調整池

※本記事は過去に発刊している「施工ニュース」をWeb用に掲載しているものです。

■工事概要
神奈川県大和市 農水省敷地跡地の公園整備に伴い、公園地下に雨水調整池(貯留量13,500tを超える雨水を貯める施設)を構築する工事。

貯留量V=16,000㎥ > 13,500㎥
上部利用公園・防災避難所
池面積63.0m × 59.9m
部屋数14部屋(列)
製品高さH=6000, H=7000
土被り2.05m
今回の施設規模
大変精度の高いベースコンクリート
H6000スタンドブロックの引起し
エポックジョイント、フリージョイントを使った底版部の配筋状況
点検孔下部の様子

ゲリラ豪雨や台風の大雨被害に、安全・安心な私たちの都市や生活のために、
プレキャスト式雨水地下調整池

神奈川県大和市に築造したプレキャスト式雨水地下調整池
プレキャストブロックの底版鉄筋継手変更の提案に対し、
製品納入前に実証試験を実施し、その効果を確認しました。

□モルタル鉄筋継手からネジテッコンによる鉄筋継手への変更・提案

原案であるモルタル鉄筋継手は、品質確保のために専門的な知識や人員配置が必要となり、管理や施工面を考慮して「エポックジョイント」「フリージョイント」「ネジテッコン」による鉄筋継手に変更することになりました。

エポックジョイント(鉄筋継手)
仮接続試験

提案に対する実証実験と検証が元請JV様に評価され、
「改善提案 最優秀賞」をいただきました。ありがとうございました。