[施工事例紹介]横須賀市大津港防波堤拡張工事
横須賀市内の防波堤拡張工事に伴い、既存水路の延長を伸ばす工事。
台船を用いて、海洋構造物・ハレーサルト配合のボックスカルバート1400×1400の海中施工を行いました。
曲線部は海中施工のため、施工手間が極力少なくなるよう2本一組とし工場内で組立し、出荷。
また、ジョイント部には可とう継手を用いた耐震対応です。
ハレーサルトとは、
結合材の一部に高炉スラグ微粉末、細骨材の全量に高炉スラグ細骨材を用いることで強高度と耐硫酸性の両立が可能となったコンクリートのこと。
塩害対策にも効果を発揮します。
加えて、高炉スラグ微粉末を一部代用しセメントの使用量を減らすことでCO₂の排出量削減に貢献できます。
このハレーサルトを用いることにより、下水道施設で使用可能な耐硫酸性に優れるプレキャストコンクリート製品が製造できます。
(公財)日本下水道新技術機構より建設技術審査証明書が発行されています。