ハレーサルトとは 耐硫酸性 耐塩害性 高強度 資源循環 低炭素なコンクリートです。

  1. 製鉄所から排出される副産物(高炉スラグ)を有効利用したコンクリートであり、 普通コンクリートと比べ以下の優れた特性を有しています。
  2. ①硫酸と反応して表面に強固な被膜を形成するため、硫酸に対して高い浸食抵抗性を有します。
    ②緻密で高強度な素材であるため、塩化物イオンの侵入を抑止し、高い耐塩害性を有します。
  3. 高炉スラグを多量に使用しているため、資源の循環利用とCO2排出抑制に大きな効果を発揮します。
ハレーサルトカタログ

①優れた耐久性

ハレーサルトの耐硫酸性は硫酸水溶液浸せき試験より求められる中性化速度係数で表され、その特性値は3.0mm/(year・%)を標準とします。

硫酸環境下でのハレーサルトコンクリートの適用環境条件は、硫化水素ガス濃度が50ppm以下、 かつ、硫酸濃度が0.5%以下(pH1.2以上)となる環境で使用できます。

②高強度

  • ハレーサルトの設計基準強度は標準で50N/m㎡です。
  • 普通コンクリートは強度が高いほど耐硫酸性能は低下しますが、ハレーサルトは強度が高いほど耐硫酸性能も向上します。
  • 強度が高いほど緻密なコンクリートとなり、外部からの塩化物イオンの侵入を抑止するため、鋼材の腐食を大幅に防ぐことが可能です。

③CO2排出制御

  • 材料の約50%が高炉スラグであるため、一般的なコンクリートに比べてCO2の排出量を40%削減できます。(建設技術審査証明においても、35%以上のCO2排出量削減を確認頂いております。)
ハレーサルト工業会 事務局
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